タイの小売店に導入をしたいとお考えのメーカー様、商社様は多いのではないでしょうか?
本記事ではタイのメジャーな小売店情報についてご紹介させていただきます。
タイでの小売店への商材導入
それぞれの小売店にどのような特徴があるのかを下の一覧から見て参りましょう。
7-Eleven
言わずと知れたセブンイレブンがタイのコンビニ業界の首位を独走しています。
店舗数はタイ全土で1万店舗超。
ローカライズした日本食総菜や弁当、アイス、お菓子、飲料等の取り扱いも多く、在住日本人の方もよく利用しています。
メインの価格帯は日本円で200円以下の商品が多く、お菓子や飲料類は120円以下の商品がメインとなっておりローカル層に照準を合わせ上手く取り込んでいることが伺えます。
Family Mart
こちらもおなじみFamily Martがタイでも展開しています。
店舗数は約900店舗。
こちらは7-Elevenと比較してややローカル色は強いもののおにぎりや日本のメーカーの菓子類等も販売しており、コンビニ市場の2番手として事業を展開しています。
価格帯も7-Elevenと同様、ローカル層に合わせた価格帯設定です。
Tops Supermarket
こちらはFamily Martと同じ大手企業Central Group社の運営するスーパーマーケット。
店舗数は100店舗超。
商品は一般消費者向けから富裕層向けの商材まで幅広く取り揃え、外国人を含む広い顧客層にリーチしています。自社のショッピングモール内での出店も多く、店舗ごとに商材を使い分けて販売している様子が見て取れます。
Tesco Lotus
こちらは7-Elevenと同じCPグループが運営するスーパーマーケット。
タイ全土で200店舗超を展開。
Tops Supermarketと比較するとより大衆層にターゲットを絞ったラインナップが目立ちます。郊外も含む大型路面店が多いのも一つの特徴です。
Big C
ハイパーマーケットに分類される大型スーパー。
国内200店舗超を展開。
取り扱い商材は多岐にわたり、価格帯は大衆層向け。
Makro
同じくハイパーマーケットに分類される大型スーパー。
国内100店舗超。
商材はBig Cと同様だがよりケース売りやまとめ売りが多く業務用スーパー的要素が強い。
Fiji Super
駐在員御用達の日系スーパー。
首都バンコクにて4店舗を展開。
日本人はもちろん、日本食のタイ人も日本食を買うならココ!と根強いファンを持っている。店内のほとんどが日本からの輸入品や現地で製造された日本製品で、価格帯は比較的高めなもののリピート顧客を持ち安定した運営を行っている。
Don Don Donki
他国でも展開しているドンキホーテがタイでも4店舗を展開。
日本のイメージとは打って変わって食品や飲料、総菜、刺身まで幅広く販売している上に現地の富裕層顧客を抑えている。
いかがでしたでしょうか。
このように各小売店によって取り扱い商材、価格帯、顧客層が大きく異なるため入念な事前調査が必要になります。
店頭での競合調査、小売店への営業活動、店頭でのプロモーション活動等を検討されている方はお気軽にお問い合わせ窓口よりご連絡いただけますと幸いです。