タイでの輸入代理店選定に悩まれるメーカー様、商社様も多いと思います。
本記事ではタイでの輸入代理店選定の考え方、一部企業様のご紹介をさせて頂きます。
タイでの輸入代理店選定について
多くのメーカー、商社様がタイ現地の代理店と提携して販売活動を進めるパターンが多いです。そんな中で、どのように代理店を選べばよいのかについて弊社では下記をベースに考えております。
- 自社商材の当てはまる販路を持っているか
- 売上高と取り扱い商材のバランス
- 営業、販売体制
1の販路につきましてはイメージがつきやすいかと思います。候補としている企業がレストランを主な販路としているのか、小売店を主な販路としているのか、メーカーや工場向けの販路が強いのか、個人、EC販売に強いのか等自社商材の特徴とターゲットとする売り先とマッチングする企業を選定することが重要です。
2の売上高と商材のバランスにつきましては、当然ながら売上高が高い企業ほど数多くの販路を持っている可能性が高いですが、商材が多すぎたり多岐にわたりすぎていたりするパターンがあります。その場合、想定していたほど貴社の商材を積極的に販売して頂けなかったりする可能性もあります。逆に売上高が少なくとも特定の商材を特定の販路に販売している企業に貴社の商材がうまくマッチングする場合、前者のパターンよりも売り上げが立ちやすかったり、積極的に販促活動を行って頂けたりと良い方向に機能するパターンもあります。
3の営業、販売体制については、営業人員体制、実際に行われている販売活動、プロモーションやイベント企画の頻度等、新しい商材に対して積極的な取り組みが行われているかどうかを見極める必要があります。
輸入代理店卸企業の一部ご紹介
Kobe-ya Shokuhin Kogyo Co., Ltd
タイで30年以上日本食材の代理店として活動する特に日系企業からの信頼が厚い老舗企業です。飲食店、小売店と幅広い販路を持ち、取り扱い商材も調味料、飲料、菓子類、冷凍品等多岐にわたります。日本人の担当者の方に対応して頂けるため、外国語人材がいらっしゃらないメーカー様にも安心の企業です。
Daisho (Thailand) Co., Ltd
タイで20年以上運営する日系卸売企業です。グループ会社に製造工場も持ち、輸入品のみでなく現地製造も手掛けて多角的に商品を展開しています。
業務用、小売り共に取り扱いは多岐にわたり、幅広い販路へのリーチが可能です。日本人対応も可能です。
Food Classic Co., Ltd
冷凍、生鮮水産品をメインに取り扱い日系卸企業です。飲食店を中心に広い販路を持ち、自社ECサイトでの小売販売も手掛けています。水産品に特化して活動している代理店をお探しの企業様はこちらへ。日本人対応も可能です。
本記事ではタイでの輸入代理店選定や一部情報について記載させて頂きました。
他にも現地系に強い企業、小売店に強い企業、飲料に強い企業等企業ごとに特色がございますので、貴社に合った代理店をお探しのメーカー様、商社様はお気軽に問い合わせ窓口までご連絡下さいませ。